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日本大学文理学部情報科学科
尾上研究室

福島第一原発事故に関するツイートの時間的地理的分布の可視化

2019年度卒業生 田中 大道 による卒業演習作品です。

概要:2011年3月に発生した福島第一原発事故では多くの被害が出ただけでなく、多くの情報が飛び交った。さらにテレビや新聞だけでなくTwitterをはじめとするSNSでの情報共有も多く見られた。そこで本研究では福島第一原発事故に関連するキーワードを基に6年6か月分のTwitterのデータを用いて情報の興味の流れを可視化した。可視化方法は2つの可視化図を2つのアプローチで作成し、最終的に見比べたことでわかったことを調べた。時間がたつにつれて人々の興味は薄れていくが、興味が再び強くなるタイミングが存在する。しかし興味の内容は異なっているものの、興味が強くなる時には理由が存在していた。

https://codepen.io/HRMC/full/QWWEKXr

福島第一原発事故に関するツイートの時間的地理的分布の可視化

文章類似度から見た行政事業の関係性

2019年度卒業生 田中 太樹 による卒業演習作品です。

概要:現在、我が国では年間5000近くの行政事業が行われている。これらの事業について国家財政健全化のために国家の制作として行政事業レビューを行っているが、現在それを比較参考にできるようまとめられているものは非常に少ない。そこで本研究では行政事業レビューシートにおける各事業の目的を用いて文章類似度を測定し各行政事業を可視化することで事業間、省庁間の関係について調査した。結果として各省庁、各主要政策・施策でそれぞれ違いがあることがわかった。

https://judgit.vdslab.jp/document-similarity

文章類似度から見た行政事業の関係性

放射線が及ぼす生体影響に関するアンケートの多変量可視化

2019年度卒業生 孫 夙悟、宮本 悠佑、山本 寛之 の卒業演習作品です。

概要:2018年に研費基盤研究B「放射線生体影響に関する物理学、疫学、生物学の認識文化の比較分析」( http://radi.rirc.kyoto-u.ac.jp/sci/ )にて放射線が及ぼす生体影響および分野間コミュニケーションについての認識についてのアンケートが実施された。しかし、本アンケートでは可視化手法として円グラフと棒グラフを採用しており、得ることが出来る情報は最低限の集計結果のみである。そこで本研究の目的は上記のアンケートデータに対し、多変量データの可視化手法を適用し、複数の質問に対する回答の相関関係を調べることでより深く結果から分かることを読み取る事である。

https://codepen.io/sukedon/full/bGGmOzL

放射線が及ぼす生体影響に関するアンケートの多変量可視化

TraNEco

TraNEcoは、日本中で行われている企業間の取引データを対象に、1つの企業を頂点企業とした、企業エコシステムの比較可視化を行うためのアプリケーションです。約80万企業、10年分のデータを対話的に検索・可視化し、異なる頂点企業でのエコシステム比較やエコシステムの経時変化の分析に利用されます。

TraNEco

WAMSIM

WAMSIMは、放射線の健康影響を評価するWhack-A-Mole(WAM)モデルを使用した研究を支援するシミュレーターです。 WAMモデルは、放射線のダメージとそれを修復する生物のからだの仕組みの相互作用を微分方程式として記述した数理モデルであり、従来不可能であった線量率に応じた放射線影響の推定が可能です。 WAMSIMは、直感的なユーザーインタフェースによってWAMモデルのパラメーター設定を可能とします。

https://wamsim.vdslab.jp/

WAMSIM